第15話
ギラン攻防戦(後編)
2002年8月上旬
この頃の防衛は城主クランにナイトを入れエルフは同盟の他のクランにまとめるのが一般的だったと思います。
そのため私は一時leaveをしてエルフクランにjoinをしていました。
5回目(たぶん)の防衛人数は相当減っていました。
しかし、しばらくして門前に人が来はじめました。
敵なのか味方なのかみんなわからずクラチャが飛び交いました。
そのクランは「Legend」でした。
防衛のHelpだと言うことがわかりナイトが開門して中に入れました。
私は黙殺時代とかを知らないので特に何も思いませんでしたが、色々な思いを持ってる人がいたのだとは思います。
エルフクランのクラチャを眺めていてこの決断の結果は次回に現れるかなと考えていました。

6回目の防衛日となる8月3日、防衛人数はさほど変わりませんでした。
理由は簡単でハイネ系(スハイル同盟?)が攻めて来る事がわかっていたからです。私は「Pierrot」「アーデルハイド」「Material」とかが 印象に残っていますが違っていたらすいません。

防衛人数は100程度はいたように記憶しています。
しかし、宣戦布告され、しばらくしてナイトが抜け出し始め30分程度?で総崩れになり、 内門と外門の間で乱戦になったと思ったのですが、気がつくと周りには味方がいなくなっていました。
花壇への防戦に移行したのか、何かの指示を見逃したのか、ほとんど飛ばされてしてしまったのか、とにかく状況不明でした。
もう、敵だらけで矢を撃つ余裕はなくひたすら逃げ回りながらクラチャに流れる文で状況をつかもうと必死でしたが、囲まれて帰還しました。
譲渡を試みたのか覚えていませんが「アーデルハイド」に落とされたので、奪還に向かいました。
根本的に人数が少なかったのか、人数は同等でも質で劣っていたのか、両方ともなのかわかりませんでしたが、 とにかく花壇まで行き、エルフ単体で戦ってもたかがしれてるので味方の援護をしようにも 味方は見つからず寄ってくるのは敵ナイトばかり・・・
何度か帰還をしつつ戦っていたのですが、どう考えても旗色が悪すぎると誰もが思ったのか撤退命令が出て終戦しました。

こうして準備開始から城を取りそして落城するまでの約1ヶ月間のギラン攻防戦は幕を降ろしたのでした。

第16話
精霊魔法
2002年7月下旬
ギランを攻めた次の日、7月23日にエピソード11オーレンがUPされました。
精霊魔法の実装や象牙の塔などがUPされました。
しかし、この新しい象牙の塔は回線が切れると犬の中身をそこに落としてオーレンに戻されるという仕様でした。
1回だけひとりで象牙の塔に行き、出たPOTを犬に入れながら狩りをしていた私は回線落ちで戻され結構大量のPOTを置き去りにしました。
それ以降、回線落ちの多かった私は2度とひとりで4Fより上に行くことはありませんでした。

新しい精霊魔法は導入前からどんな魔法があるかは情報サイトによってわかっていました。
私も見て回り、すぐに水が一番使えるはずだと思ったのでした。 風の属性魔法ウィンドウォークには興味を覚えた物のGPと併用出来ないと知り、弓なので火には興味は無く、土は魅力に乏しく思えました。
ネイチャーズタッチ(以下NT)が思いの外使えなかったのですが、この時私は回線に苦しみながらも48レベルにはなっており、 ネイチャーズブレッシング(以下NB)を使える日が来るのが1年2ヶ月後になるとは思っていなかったのです。

ボディトゥマインド(以下B2M)は面倒で余り使いませんでしたが、クリアーマインドの導入により狩りのスタイルは一気に 変更されることになります。クリアーマインドだけでMPが3回復し、青POTを併用するとwis13エルフだったので11も回復するのです。
青POTは6月25日の導入後、安いときに少しずつ購入していたのである程度は在庫があったのです。
POTを目一杯持って狩りをするスタイルから重量48%以下を維持し、MPを自然回復させながら戦うスタイルへの変更です。
この時倉庫には以前買い込んだOPが4000個以上残っていましたが、ブラッディソウル(以下B2S)を800k(だったかな?)で買うまでに1000個程使い 3000個ぐらいになったのですが、その後は微増を続けながら当分先まで眠り続ける事になります^^;

重量重視の狩りスタイルになったことによりwis13の代償でstr11の私は搭載量に苦労することになります。
この時期の装備の状況は実はさっぱりわからないんです。装備にカーソルを合わせて撮ったSSが全く無いためです。
しかし、ACは-48と表示されておりdexボーナスで12・7BOEで9・7ECMで12・5t-sで5・7ECで8・5レザブで7・5ブレイサーで5を たすと58なので-48となり、OE一週終了している事になります。武器は8ロングボウをギランより前に作ったのを覚えています。
この仕様変更で重量が重要なウエイトを占める様になり、オーガベルトを次の目標にしたのだと思います。

16話は15話より時系列が戻っていましたが、17話はギランの落ちた8月初頭以降の話となります。
5話で「ここから先を書く事を最初悩みました」と書いています。
ここで私は再度悩みました。
それは何故なのかというと「ここから先を書く事は非常に難しいから」です。 書く事は決めているので、書くか書かないかではなく、どう書くか、記憶が何処まで正しいか、 書いて良い事と書くべきではない事の判断は?等々が理由です。