第5話
ふたつめのクラン
2002年3月下旬
ここから先を書く事を最初悩みました。
何故かというと実名を出さなくとも誰のことを書いてあるのかわかる記述が非常に多くなると思います。
更にその人たちのほとんどがまだこの世界にいるからです。
ここから先、数少ないSSと記憶に頼って書くわけですが、 事実との相違や記憶違いによるおかしな記述があるかもしれませんが、 私から見た事実を書いていこうと思います。

私のふたつめのクランは前回私を勧誘してきた男エルフがプリンスとなり立ち上げたクランでした。
クランの名は「BreakDown」某ソフトのアイコンがマークのクランでした。
デルフィニアのプリが引退する前にこのクランの紹介と戦争クランになる予定であるということが明記された便箋が来ました。
そのクランに移行するのもフリーになるのも自由です。という感じだったような気がします。
私はLineageを始めてから戦争とは無関係に過ごしていきそうだと思っていましたが、 なんかおかしな雲行きになってきたなぁと感じたのを覚えています。
まぁ戦争するならそれはそれで参加してみようと思いBreakDown(以下BD)への移行を決めたのでした。

編入直後から2.3日は私の行動は別に変化しませんでした。
クランチャットが元々いた人とあわさってやたらとにぎやかになって質問などが増え返答する機会が増えたぐらいで 行動そのものは何ら変わることはありませんでした。
私がメインにしていたサイクロ場はデルフィニアの時に数少ないクラハンとして全員変身リスタで1回だけ来たのでした。
その時にモンスの種類・タイプの多さに魅力を感じ密かに数カ所bookmarkをしておいたのでした。
きっかけは覚えていないのですがプリとサイクロ場に行くことになって、 私の日常は大きく変化することとなりました。
自分のHPは自分で責任を持つというのが暗黙の了承になったのは、 レベル差があったので最初からPTは組まなかった(たぶん)からでしょうか?
当初はペア狩りなんてしたことの無かった私はかなり戸惑ったんですが、 プリの装備が槍で射程2あったのとレベル差があったので、私が基本的にFAを取り叩いて貰う様にしました。
ライカンを撃った後によってくるウェアは放って置いた覚えがありますが。
数が来てしまったときやサイクロはFAをとった後プリの射程2にできるだけ収まるように周りを回って動かずに叩ける様にしていました。
普段の狩りは以前のようにひとりで来るか、プリと来る事が非常に多くなり(時々3人以上でしたが) 狩りについては3月の最後の頃から7月の上旬まで(大きな仕様変更の入る6月25日以降は減るのですが)特に変化することは無かったのです。

第6話
戦争
2002年3月下旬・4月上旬
すぐにする事はないと思っていた戦争ですが、予想外に早くその機会はやってきました。
3月31日にハイネへ行くことになったのです。
確かこの時のハイネは大きなクランが持っていなかったので急遽30日に決まったように記憶しています。
カノ鯖英雄列伝(以下カノ列)で確認すると「名も無き冒険者達」ですね。
前日から結構大騒ぎで準備して当日宿屋に集まっていざ行ってみるといわるゆ防衛の全くいないダッシュでした。


3/31
22:15

Lv44
-26%
途中でb-teleが無くなり脱落してしまう人も出る中走り続けたのですが、最終的に城を確保したのは カノ列によると「Pierrot」の様ですが 取れなかったという事実だけで何処が取ったかは私はどうでも良かったです。
こうして初めての戦争は終結したのですが、戦争に参加したとはとても言えないですね。

そして、2度目の戦争も予想外に早く来るのでした。
詳細は不明なんですがドワ城初代?城主「BllodyMary」のヘルプとして防衛に参加です。
4月4日ひとつの門に4人が並べるという当時としては衝撃的に大きな門にナイトを並べ後ろにエルフwizが並び、 出来る限りの防備を固めて待ち受けました(出来ることは出来るだけやったと防衛主クランの人が言っていたのを聞いていただけですが)
私はもう指示に従って並ぶしかできませんでした。
正直これだけいれば落ちる事はあるのかと思っていたのですが、甘かったですね。
戦争未経験者が多かったのかもしれませんが(事実不明)、 攻めが来てナイトが突撃してくると隊列がすぐにばらばらになっちゃったんです。
今思えば切ろうと思ったのと違う人をタゲして動いたか、前まで来る前にクリックしてしまったかのどちらかだと思うのですが、 崩れていく布陣が悔しかったです。
どのぐらい持ちこたえていたのか全くわからないのですが突破されて、ダッシュになってしまいました。
最終的には同盟クランのプリがクラウンを保持できたので防衛は成功と言うことになったのですが、成功と言えるのかな?



4/5
1:05

Lv45
-33%
この戦争は私にとって戦争が激しく厳しい物だと実感すると共に楽しいと思った戦争でした。