第1話
迷走するLineage
2002年1月下旬
私は2002年1月20日頃リネを始めました。

始める前に情報系サイトはそれなりに見て回ったので頭の中ではすでにエルフをやることで決まっていましたが、問題がひとつ。
クライアントのダウンロードが終わらないのです。
丸2日以上60時間ぐらいかかったような記憶があります。
はじめサーバを選択するという意味が分からず、
初めてキャラを作ったサーバはシリウスだったと思います。
用心深いというか臆病というかなので、エルフ村のNPCとはとりあえず
一通り会話し、さらにマザーツリー（以後MT）でじっと周りの会話を見て情報収集をしてから始めました。
最初に見つけたのはスライムでしたが、なんとなく見送りエントやパンと会話して叩いてみたりしながら進み オークを倒したり倒されたりイノシシに即死させられたりしてたんです。
カエルやウサギは殺してはいけないと何故か信じ切っていたため攻撃しませんでしたが、 他の人があっさり殺してるのを見ても撃つ気になれず倒しませんでした。
次第にフェアリーがいると楽に倒せるとわかりフェアリーの後を追いかけてオーク・オークアーチャー・ドワーフを攻撃していましたが、 ファングスや複数のオークアーチャーに殺されたりしてました。
その後女エルフに話しかけられ、話しているうちに一緒に狩りをすることになり、 レベル7か8ぐらいまで色々と教わりながら上げたんですが、
次の日ログインしたのはカノープスだったんです。
当然昨日のキャラはいない。
訳が分からないままカノープスでキャラを作り、昨日教わったおかげで
レベルがそこそこ順調に上がりログアウト。
更にその翌日なんと今度はシリウスにログイン。
何で昨日と違う状況なのか悩みつつエルフ村から南へ行きました。
当然ながらSPオーク（SPオークって事もわかっていませんが）に追われ
死亡し、リスタートすると知らない街（火田民ですね）にいました。
そこへオークスカウトが誰かを追って入ってきたんですね。
何度も死んでリスタートを繰り返すうちに
昨日のキャラは何処へという当然の疑問が起こりログアウト。
サーバ選択画面に戻りちょっと考えた後、ベガを選択。
当然誰もいないのでログアウトし、シリウスへ。
直前に死にまくったキャラ名があったのでログアウトし、カノープスへ。
昨日のキャラを発見し状況を確認。
ここまで来てやっとサーバ選択の意味を理解したので、
シリウスに戻りキャラを削除。
カノープスで続けることになったのです（フィミュリアです）

シリウスで作ったキャラ名はもう忘れてしまいましたが、
フィミュリアと似たような名前でした。
シリウスで1日だけお世話になったやっぱり名前を思い出せない
女エルフの方、本当にありがとうございました。
第2話
エルフの森
2002年2月上旬
レベル8になり魔法を覚えるためにDVとの境の洞窟を目指すことにしたのですが、当たり前のようにDVビーチに行ってしまったのです。
相当DVビーチを進んでしまったのですが奇跡的に骨もスコにも出会わず進むと、男ナイトがスコと戦っていたんです。
初めて見るスコだったので立ち止まって見ていると倒し終わった男ナイトに 「来るんじゃねえ、戻れ」と言われびっくりして引き返しました（白ネームだったからですね）
でも、その時はそんな乱暴な言い方しないでもと思っていましたが。
引き返す途中で洞窟を見つけ無事？魔法を覚えました。

その後エルフの森で狩りを続けレベルがたぶん10ぐらいの頃オーキッシュチェーンメイルを手に入れ何も考えずに装備しました。
重量については理解していたのでその時装備していたスタデッドレザーアーマーとの重量差に驚いた覚えがあります。
ACは2ほど下がったものの重すぎると判断し、元に戻そうとしてびっくり。
当然のように呪われていて外せなくなったんです。
エルフの森から出ていないので確認スク・解呪スクなんて物は無いし、存在も知らないのです。 当然、呪われた装備品なんて物があることも知らないし、呪われているから外れないと言うこともわかりませんでした。
どうすればいいのかわからなくなった私はあわててMTに戻り、 オキチェをはずす方法を教えて欲しいと白チャットで話すと男エルフが解呪スクを1枚分けてくれました。
更に、呪われたアイテムの存在と、解呪＆確認スクの説明をしてくれましたのですが、 いつの間にか同じような初心者が集まって話を聞いていたのが印象に残っています。

エルフの森を出る事を決意したのはウルフの首輪を貰ったからです。
ケントという街に行って犬小屋で引き出せると聞き、だいたいの道順も教えて貰いケントへ行くことにしました。
エルフの村から右下へ向かい、橋を見つけ渡った後は川沿いに右下へ。
しかし、オーガが出て来ちゃったんですね。
大きさに驚き、更に弓だったためにミスで撃っちゃったんです。
倒せるわけがないと思ったわけではなく、単に怖くてひたすらケントがあると思われる方向に逃げ、街が見えたときは本気でほっとしました。
初めてエルフの森から出てきたエルフはアデナなんて見たこともないという状態が普通ですが、 私は何故かいつの間にか5000アデナ持っていたんです（遺品なのか拾ったのか誰かが入れたのか全く不明です）
ウルフを出し喜び勇んでエルフの森に戻っていきました（戻るな？）
で、ほとんどの人が直面するんだろうと思いますがウェアウルフで
あっという間に死んでしまったんです。
復活スク（以下res）はやっぱり持っていないので、どうすることも出来ずに消えるのをその場で見ているしかないんですよね。
犬が消えた後もかなり長い間その場から動くことが出来なかったです。
その場所は今でも覚えているので、エントを蹴りに行ってその場を通るとその時の事がよみがえります。

この頃の装備・初期の弓・スタデッドレザーアーマー・ロウブーツ